20時。
あなたは仕事を終えて、パソコンの電源を落としています。
その時、あなたは何を考えていますか?
- 明日の仕事はあれとこれをして、それから…
- 今日の夕飯はカレー作ろうかな〜でも手間かかるし、すぐに食べれるものがいいな…
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このぼやーっとした考え。
モヤモヤした状態にあります。
このように、集中できていないと物事がうまく進みません。
自分に集中した場合はどうでしょう?
- 明日の仕事はこの2つ!以上!
- 今日はカレー!以上!
集中すれば、必要以上に考え込みません。
すぐに行動に移せます。
集中を体感する
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そもそも集中とは?
あまり考えたことないかもしれません。
意味的には、意識を特定の物事に傾ける
ということになります。
ただ、言葉で分かっていても、身体で理解しないと意味がありませんよね。
集中している状態のことを「集中」と呼ぶようになったわけですし。
そんなわけで、集中とはどういう状態なのか、改めて感じてみましょう。
例えば、筋トレ。
バーベルを持ち上げる時、大胸筋に力が入るのを感じます。
または、サウナ。
身体の温度が上がり、鼓動が早くなるのを感じます。
要するに集中とは、「感じていること」に意識が向いている状態です。
この時、別のことを考えていると、それは集中から逸れてしまっています。
サウナでやり残した仕事のことを考える、とか。
「注意が逸れているな」
と気づいた時点で感覚に意識を戻してあげます。
集中のやり方
![](https://opan-world.com/wp-content/uploads/2023/04/daisy-ge36d6eda5_1920-1024x660.jpg)
このように自分の感覚に集中している時、
あなたの頭の中に不安や悩みは存在していません。
厳密には存在しているのですが、
意識が感覚に向いているため、ないものとして扱うことができます。
意識した集中は、あらゆるものに向けることができます。
例えば仕事の場合、キーボードを打つ感覚に注意を向けます。
この注意の後ろで浮かんでくる思考やアイデアを取捨選択します。
思考やアイデアに囚われすぎてはいけません。
囚われてしまうと、
そこから別の思考が連想されてしまいます。
それを繰り返しているうちに、
仕事が全く進まなくなってしまいます。
思考やアイデアはあくまでも副次的なものであり、
自分が握るべきハンドルは感覚なのです。
感覚に主軸を置き、自分の思考をコントロールしましょう。
集中を養う
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とはいえ集中するといっても中々難しいのが現代社会だと思います。
スマホ、SNS、電話…
あらゆる手段を使って集中を逸らしてきます。
また、自分の思考も注意を逸らしてくるとても手強い相手です。
思考はあらゆる手段を使って注意を逸らしてきます。
「明日の打ち合わせの準備をしなきゃ…」
「あれ、家の鍵閉めたっけ…」
「そろそろ歯医者の予約をしなくっちゃ…」
これらの思考を全て無視して、集中することは中々難しいものです。
そこで、日常生活の中でできる感覚的集中力のトレーニングをお伝えします。
そのトレーニングとは、呼吸をすることです。
普段は無意識的に行っていますよね。
それを意識的に行っていくのです。
息を吸う時、肺が膨らんでいくのを感じる。
息を吐く時、肺が萎んでいくのを感じる。
この感覚に注意を向け続けます。
途中で注意が逸れるかもしれません。
逸れたらまた呼吸に注意を戻してあげます。
その繰り返しです。
時間を決めて行うといいかもしれませんね。
家事や仕事の合間で行うのもオススメです。
会議が始まる待ち時間。
料理ができるまで。
電車を待っている時。
信号待ちの時。
チャンスがあれば、いつでも行いましょう。
続けていくうちに、今この瞬間に対する集中力が養われていくことでしょう。
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