自己成長と充実の秘訣!「自分の時間 1日24時間でどう生きるか」

読書
  • 仕事から帰ってきて、ダラダラと過ごしていたらもう寝る時間…
  • 仕事に行って帰っての繰り返しで、ハリのない毎日…

 

誰しもこのような経験はあると思います。

 

今回は、充実した日々を送るための方法について書かれた「自分の時間 1日24時間でどう生きるか」という本を紹介します。

 

  • 仕事以外でも、やりたいことを見つけたい!
  • 忙しい平日でも、自分の時間を作りたい!
  • この本がどんな内容なのか、ざっくりと知りたい!

という方は、ぜひこのままお読みください!

 

 

やりたいことを見つける前の準備

じゃあ早速やりたいことを見つけよう!

 

の前に、お伝えすべき心構えがあります。

 

この心構えを知っておかないと、途中で挫折する恐れがあります。

 

植物もしっかりとした土壌の上で育ちますよね。

 

心構えをしっかり把握しておくことで、継続して取り組むことができます。

 

心構えとは、以下の3つです。

  1. 勤務時間は1日のメインディッシュではない
  2. 多くのことを詰め込み過ぎない
  3. 自分の脳をコントロールする

※ 3は心構えではなく、トレーニングになります。

 

勤務時間は1日のメインディッシュではない

普通の会社員であれば、仕事の時間を中心に生活スケジュールを考えていると思います。

 

「そんなことない!自分は仕事が嫌いだし、帰ってからのドラマやゲームがメインだ!」

 

という人もいるかもしれませんが、

 

そういう人も、無意識に仕事メインで考えていると思います。

 

なぜなら、仕事がメインでないなら、バイトやフリーターを週3ぐらいでやり、

 

他は、自分の好きなことに多くの時間を費やしているはずだからです。

 

仕事の好き嫌いに関係なく、将来を見据えて生活していくために会社員をやり、

 

そうすると必然的に、仕事メインの生活にならざるを得ないのです。

 

ただ、ここで言いたいことは、

1日の主役は勤務時間外にあるということ

です。

 

どんなに仕事が忙しくやることが多くても、このことを心に留めておいてください。

 

勤務時間をメインと考えてしまうと、

 

その時間に全力を尽くしてしまい、

 

勤務時間以外の時間は、何もする気がなくなってしまいます。

 

もちろん、勤務時間以外に全力をかけろというわけではありません。

 

自分のやりたいことをする時間をメインと考えてください。

 

具体的な例を挙げるなら、

朝の30分

夜の90分(週3回)

です。

 

ここに全力をかけるために、日々の生活スケジュールを整えてください。

 

(仕事は手を抜いてやれ、と言っているわけではありませんよ。全力を出さずそこそこに、という具合です)

 

多くのことを詰め込み過ぎない

「よし!じゃあ朝の30分と、夜の90分にやりたいことをたくさん詰め込もう!」

 

これも良くありません。

 

多くのことを詰め込み過ぎると、時間内に終えることができず、

 

自分のモチベーションが落ちていくことになります。

 

まずは少しで大丈夫です。

 

時間が余ったら、そこで切り上げてもいいし、

 

やりたいことを続けてもOKです。

 

慣れてきたら、少しずつ増やしていきましょう。

 

詰め込み過ぎは、1日に限らず、1週間の計画でも言えることです。

 

1週間は7日ではなく、6日で計画を立てましょう。

 

自分の脳をコントロールする

自分のやりたい時間を1日のメインに置き、やり切れるだけの余裕あるスケジュールを立てたとしても、まだ油断はできません。

 

その時間にやりたいことから注意が逸れまくり、全く集中できなければ意味がないのです。

 

注意が逸れる原因…それは私たちの脳にあります。

 

私たちの脳が、注意を散らすように仕向けているのです。

 

この性質は、原始時代に危険から身を守るために備わっている本能です。

 

ただ、幸いにも私たちの脳をコントロールし、

 

やりたいことに注意を向かせ続けるためのトレーニングがあります。

 

それは、一つのことに集中するということです。

 

結局のところ、集中力を身につけるには集中するしかないのです。

(サッカーだって、実際にボールを蹴り続けることで上達していきますよね)

 

やり方としては、

  1. ひとつのこと(考え、呼吸など何でも)に集中する
  2. 注意が逸れたら、自分で決めたひとつのことに注意を引き戻す

です。

 

何度も注意が逸れると思いますが、根気よく注意を引き戻してください。

 

やる時間帯としては、朝の通勤時間がおすすめです。

 

これを会社に着くまで行なってください。

 

通勤時間がない在宅ワークの人は、

 

朝シャワーを浴びている時や、歯磨きをしている時など

 

別の時間を見つけて行なってください。

 

トレーニング時間は1日30分が望ましいですが、

 

そこまで取れないとしても、少しでもいいから続けてください。

 

慣れてきたら、1日のやること一つひとつに対して「集中→それたら引き戻す」を行なってください。

(仕事、洗濯、料理、皿洗い、人と話している時…とにかく何でもです)

 

ここまでできれば、自分のやりたいことに対する集中力もかなり高まっています。

 

また、この集中力を使って、1日の振り返りを帰りの通勤時間に行なってください。

 

自分の内面を見る力が強まります。

 

そして、自分の本心や本当の気持ちがわかるようになり、

 

心からやりたいと思うことが見つかりやすくなります。

 

ここまでが、やりたいことを見つける前の準備

  1. 自分のやりたいことをする時間をメインディッシュとする
  2. 計画は余裕を持って立てる
  3. 集中するトレーニングを行う

でした。

 

次は早速、やりたいことを見つける方法について述べていきます!

 

実際にやりたいことを見つける

やりたいことが見つからないけれど、自分の好きなことが全くない人はほとんどいないと思います。

 

(それでも好きなことなんてない!という人はただ気づいていないだけだと思います。自分はどんな時に何をしている時が楽しいと感じるか、日頃から自分のことをよく観察し、紙に書き出してみましょう)

 

その好きなことについての5W1Hで深掘りしてみてください。

 

5W1Hとは、

  • When(いつ)
  • Where(どこで)
  • Who(誰が)
  • What(何を)
  • Why(なぜ)
  • How(どうやって)

です。

 

例えば、コンビニコーヒーが好きな人なら、

  • コンビニコーヒーはいつ、どのコンビニから始まったのか?
  • コンビニコーヒーはなぜ広まっていったのか?
  • コンビニコーヒーの豆はどの国のものを使っているのか?セブン、ローソン、ファミマで違いはあるのか?

など、いくらでも深掘りができます。

 

こうやって研究をしていくうちに、自分の好きなことに対する見方や感じ方が変わってきます。

 

オーケストラをただ聴いて感動していただけだったのが、

 

指揮者や楽器の種類、伴奏のタイミングなどを研究した後に聴くと、

 

言葉にはできない奥深さを感じることができ、今この瞬間を味わうことができます。

 

また、やりたいことを見つけるために、本を活用するのもいいでしょう。

 

ただ、本を活用する際も、色んな本を同時並行でざっと読むだけでは意味がありません。

 

一つの本だけを選び、読むと同時に自分の頭でよく考えることが大切です。

 

早く読まなきゃ!と焦る必要もありません。

 

じっくりと時間を掛けて、読み進めてください。

 

やりたいことをする上での注意点

やりたいことが見つかった人、おめでとうございます。

 

ぜひ、やりたいことを楽しみながら全力で取り組んでください。

 

ただ、やりたいことをする上での注意点があります。

 

ひとつめは、「知識人ぶらない」ことです。

 

やりたいことを突き詰めていくうちに、自然と知っていることが増えていくと思いますが、

 

そのことを、周りの人に喋らないでください。

 

無意識のうちに自慢げな話し方になり、人から嫌われてしまう恐れがあります。

 

また、自慢げな話し方は、ユーモアのセンスに欠け、面白みのない会話にしかなりません。

 

やりたいことは、自分一人で深く考え、取り組むことです。

 

そうすれば、自分の人生に深みが増していきます。

 

よって、自慢せずとも自分の話し方に奥深さが出てきて、

 

自然と周りの人からも興味を持たれるようになります。

 

ふたつめは、「計画に振り回されない」ことです。

 

自分で立てた計画は基本的には守っていくことが大切ですが、

 

計画に縛られ過ぎるのもよくありません。

 

計画に縛られ過ぎると、計画に沿ってただの機械のように行うだけとなり、

 

色あせた日常生活に逆戻りしてしまいます。

 

計画は大切ですが、時にはサボることも大切です。

 

適度にサボった方が、いいアイデアも浮かぶようになり、

 

回り回って自分のやりたいことに良い影響をもたらしてくれます。

 

臨機応変に取り組んでいきましょう。

 

いかがでしたでしょうか?

 

「自分の時間 1日24時間でどう生きるか」は、100年前から読み継がれている名著です。

 

現代は当時と比べると、かなり変化していますが、

 

書かれているノウハウは現代でも十分通用するものです。

  • 実際に読んでみて、自分の時間を本格的に作りたい!
  • 自分のやりたいことを見つける方法を、しっかりと見つけたい!

という方はぜひ手に取ってみてください。

 

そして、この本から学んだことを活かしてあなたの時間を作り、

 

あなたのやりたいことを楽しんでもらえたら嬉しいです。

 

「自分の時間 1日24時間でどう生きるか」 著:アーノルド・ベネット 訳:渡部 昇ー

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