世界最初の空襲はいつ?意外と知らない歴史的事件とは

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戦争の歴史を振り返ると、現代ではミサイルやドローンによる空からの攻撃が一般的ですが、かつては「空からの攻撃」そのものが存在しませんでした。では、空襲という戦術が初めて使われたのはいつだったのでしょうか?

実は、「世界最初の空襲」は意外な時期に行われており、多くの人がその詳細を知りません。本記事では、その空襲が起こった背景や歴史的影響について解説していきます。

世界最初の空襲とは?

世界で最初の空襲が行われたのは 1911年10月23日、イタリアとオスマン帝国(現在のトルコ)が戦った イタリア・トルコ戦争(伊土戦争) の最中でした。

この歴史的な攻撃を実行したのは、イタリア軍の飛行士 ジュリオ・ガヴォッティ中尉。彼は 単座の複葉機 に乗り、リビアのトリポリにあるオスマン帝国の陣地へ向かいました。

そして、飛行機から 4発の手榴弾を投下。これが 世界最初の空襲 となったのです。

当時は爆弾ではなく、手榴弾を手作業で落とすという 非常に原始的な方法 でした。しかし、この出来事は後の戦争において 航空機が戦術の中心になる きっかけとなったのです。

世界最初の空爆作戦は、1849年7月に行ったオーストリア=ハンガリー海軍の気球母艦ウルガノがサン=マルコ共和国に対して行った紙製の小型熱気球を用いた風船爆弾攻撃。イタリア軍が行ったのは「飛行機を用いた」最初の空爆。

空襲が生まれた背景

20世紀初頭、飛行機は発明されたばかりの新技術でしたが、各国はすでに 「戦争に利用できるのでは?」 と考えていました。

当時の戦争では、敵の陣地を攻撃する手段は 砲撃や歩兵による突撃 が中心でした。しかし、飛行機を使えば 上空から直接攻撃できる ため、これまでにない新たな戦術になると注目されていました。

このアイデアを 初めて実戦で試みたのがイタリア軍 でした。彼らは 偵察だけでなく攻撃手段としても航空機を活用 し、1911年のイタリア・トルコ戦争で 世界初の空襲 を実行したのです。

この出来事は、「空の戦争」という新時代の幕開けを告げるものでした。

世界最初の空襲の影響

世界最初の空襲が持つ意味は、単なる「新しい攻撃方法」ではなく、 戦争の形そのものを変えた という点にあります。

それまでは 戦争は地上戦が中心 でした。しかし、1911年の空襲をきっかけに 「空も戦場になる」 という概念が生まれました。

この出来事は、第一次世界大戦(1914年~1918年)での 偵察機・爆撃機・戦闘機の活用 につながり、やがて 第二次世界大戦(1939年~1945年)での大規模な空爆 へと発展していきました。

そして、その延長線上には 広島・長崎への原爆投下 という、人類史における最大の悲劇がありました。

このように、「世界最初の空襲」は 近代戦のターニングポイント だったのです。

まとめ

現代では 空爆やミサイル攻撃 が当たり前の時代ですが、その始まりは 1911年の4発の手榴弾 でした。

世界最初の空襲 は、戦争の形を根本から変え、その後の 航空戦・空爆・核戦争 へとつながっていきました。

この歴史を振り返ることで、私たちは 「空からの攻撃がもたらす悲劇」 を改めて考えることができるのではないでしょうか。

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